みなさんは”L字プレート”を使用していますでしょうか。
縦横の構図切り替えに非常に便利なL型プレートですが、バリアングル液晶を搭載したカメラでは液晶を回す度にL型プレートに当たってしまってストレスが溜まりますよね。
そんなお悩みを解決する、α7Ⅳ専用の製品でバリアングル液晶が干渉しないL型プレートの”Ulanzi Falcam 2976 Lブラケット“をご紹介していきます!
Ulanzi Falcam ‘2976’ Lブラケットの製品概要
製品概要 | |
メーカー名 | Ulanzi |
製品名称 | ‘2976’ Lブラケット |
対応機種 | (SONY) α7Ⅳ、α7RⅣ、α7SⅢ |
質量 | 205.2g |
付属品 | 本体、1/4取り付けネジ、六角レンチ、コインドライバー、 |
Ulanzi Falcam ‘2976’ LブラケットをSONY α7Ⅳに取り付けた様子
それでは当製品をSONY α7Ⅳに取り付けていきます。
取り付けに際しては類似品と同様で、カメラ底面の三脚用ネジに取り付ける形になります。
ブルーメタリックの様な色合いが少々浮いている印象ですが、デザインや剛性など価格に見合った製品といった印象です。
側面のL字側はストラップを避ける形となっていて、その上部にコールドシューが配置されています。
底面はブラケットを着用したままバッテリーの抜き差しが可能となっています。少々バッテリーを掴みにくくなりますが、許容範囲といった所です。
各所に配置されたネジ穴にも様々なアクセサリが取り付け可能で、汎用性も高いかと思います!
Ulanzi Falcam ‘2976’ Lブラケットを使ってみた感想
L字プレートとしても使えるハーフケージである点がとにかく優秀
こちらのブラケットはUlanzi製品特有の「F22」「F38」2つのクイックリリース規格に対応しており、この「F38」がアルカスイス規格に対応しています。
底面に配置されたF38はアルカスイス互換に対応した三脚へクイックリリース着脱が可能となっていて、
更に側面にもF22とF38が共存して配置されており、こちらも同様にアルカスイス互換に対応した三脚への取り付けが可能となっています。F22のクイックリリースについては動画ユーザー向けのハンドル等がワンタッチで着脱可能な機構となります。
動画ユーザーはハーフケージとして扱うことができ、写真ユーザーにはL字プレートとしても扱うことができる非常に優秀な製品ですね!
当製品最大のメリット「バリアングル液晶に干渉しない!」
当製品の最大のメリットは、L字側のプレートがバリアングル液晶展開時に干渉しないという点です。
風景写真家御用達ともいえるL型プレートですが、大体の製品はバリアングル液晶展開時に干渉するというデメリットがあります。けっこうストレスが溜まるんですよね、あれ。
しかしながら当製品は前述した通りL型プレートとしての役割を果たしつつも、バリアングル液晶展開時に干渉が起こりません。L型プレートを多用する方ならこの有り難みを分かって頂けると思いますが、これが最大のメリットと言えます!
SONY α7Ⅳ用のL型プレートはバリアングルに干渉する製品が多数ですので、それが気になっていた方にはピッタリなのではないでしょうか!
カメラを傷から守る役割も果たしてくれる
外で写真撮影をしていると、どうしてもカメラを一旦何処かへ置きたい時がありますよね。風景写真が好きな僕は岩場やベンチなどへカメラを置くことが多いですが、カメラ本体に擦り傷がついてしまわないか、気になることが多々あります。
せっかく高いお金で購入したカメラは、やはり綺麗に大切に使っていきたいものです。
そんな時にもこちらのブラケットを着用していれば、カメラ底面に傷がつくのを防いでくれますのでカメラを一旦置きたい時も躊躇なく置くことができます。非常にありがたいですね!
Ulanzi Falcam ‘2976’ Lブラケットの気になる点
当製品の唯一気になる点は、約200gの重量となります。
単純にカメラ本体がプラス200gとなりますので「正直、重たいな。」とは思います。
しかしながら便利なL型プレートの宿命ともいえる重量問題で、こればかりは類似品を見渡してもべらぼうに軽い製品は無いかと思いますのでしかたないですね。三脚を使用しない日は当製品を取り外すなどして適宜、使用していくと良いかと思います。
まとめ
今回はUlanzi Falcam ‘2976’ Lブラケットをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
僕自身もバリアングル液晶に干渉しないSONY α7Ⅳ用のL型プレートを何度も探していましたがF38というクリックリリース規格は初めての導入で、半信半疑ではありましたがしっかりとアルカスイス互換に対応した三脚への着脱が可能でしたので非常に満足しています!
バリアングル液晶とL型プレートの干渉にお悩みの方には是非、オススメします!
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