こんにちは、Nです。
SIGMA fpを購入してから早いもので1ヶ月以上が経過し、3000枚以上ものスナップ撮影をしてきました。
背面モニターに写る画とLightroomに取り込んだ際の写真のギャップに初めは上手く現像できませんでしたが、最近ではすっかり慣れて、クリアな写真に仕上がる様になってきたかと思います。
そんなSIGMA fpにはFUJIFILMのフィルムシミュレーションの様なカラーモードが豊富に用意されています。
現像ソフトで好みのカラーを作るのも良いですが、せっかくならばSIGMAさんが用意してくれたプロファイルを使用して現像するのも面白みがあります。
というわけで今回は様々な作例にSIGMAのカラーを当て込んで現像をしてみましたので作例図鑑の様な形式でお届けしていきます!
SIGMAのカラーモードについて
カメラ上の設定からSIGMAのカラーモードを使用することでJpeg撮って出しの写真でもレタッチしたかの様な写真に仕上げることが出来ます。
また、DNG(RAW)形式で撮影することでLightroomなどの現像ソフト上で撮影した写真に後からSIGMAカラーを当て込んでいくことも可能で、これが非常に面白いです!


NSNSを見ているとティール&オレンジやパウダーブルーが非常に人気みたいですね!
SIGMAカラーモードの種類について
カラーモードは▼の通り複数用意されています。
中には動画向けのカラーもありますが、いつもと違った雰囲気の写真を楽しむことができます。
- Cinema
- Forest Green
- FOV Classic Blue
- FOV Classic Yellow
- Landscape
- Neutral
- Portrait
- Powder Blue
- Standard
- Sunset Red
- Teal and Orange
- Vivid
- Warm Gold
- Monochrome
- Duotone 10種類
コントラストが高いカラーや、反対にコントラストの低いカラーモードもあります。
カラーモードによっては露出がまったく異なる場合もありますので、白飛びを起こしてしまうケースもあります。その辺りは慣れが必要ですね。
SIGMAカラーはたくさん用意されていますので好みの色合いがきっと見つかると思います!
SIGMAカラーによる作例図鑑
それでは前置きが長くなってしまいましたが、作例を複数ピックアップしましたのでご紹介していきます。(ブログの都合上、解像度はかなり落としています。



全てDNG形式で保存した写真です。Lightroom上ではSIGMAカラープロファイルの選択とレンズ補正、露光量のみを調整して簡単に現像した写真です。
SIGMAカラーモード : Standard
まずはスタンダードの色味で仕上げた作例です。


色合いはニュートラルな印象ですが、Lightroomの基本プロファイルである「Adobeカラー」と比較すると、明暗のコントラストが高く仕上がります。


海の描写では青が色濃く表現されていますが、ただ彩度が高いというわけではなくクリアなツヤ感まで表現されています。


こういった建造物も目で見た景色をそのまま表現してくれる印象です。
念のためもう一度お伝えしますが、カラープロファイルの選択と露光量、レンズ補正しか調整していません。それでこの仕上がりになります。
カラープロファイルは複数用意されていますが、正直このスタンダードカラーだけでもプロが現像したかの様な仕上がりで写真を現像することが出来る印象でした。
SIGMAカラーモード : Cinema
お次は変わり種の「シネマ」です。その名の通り、映画チックな表現で写真を仕上げることが出来ます。どちらかと言うと動画撮影向けのカラーになります。


作例の雰囲気次第では写真にもバチっとハマる印象です。▲の写真は良い雰囲気に仕上がったかと思います。


古い街並みや影による陰影のコントラストを描写した作例にピッタリです。


カラーモードのシネマはイメージ的にはモノクロに少し味付けしたかの様な印象です。
個人的に作品として仕上げるにはあまり使用しない色合いですが、印刷して額縁に入れてインテリアとして飾ってみたり、何かのワンポイントとして活用するには面白みがあるかもしれません。
SIGMAカラーモード : FOV Classic Yellow
こちらは僕が写真を現像するときに1番多用しているカラーモードになります。
シャドウ部に少しブルーの色味が加わり、明るい所がイエロー掛かった表現になります。全体的な明暗のコントラストは高めの仕上がりです。


今回はなるべく撮影した写真をそのままの色味で現像していますが、ホワイトバランスを暖色に振ると更に味のある作品に仕上がります。


「レタッチしてなさそうだけどなんだか雰囲気が良いな」と思えるカラーモードではないでしょうか。


こうして作例を見ているだけでは中々違いが分からないかもしれませんが、逆に違和感は感じないと思います。
カラーリングの調整で「違和感を感じさせない」ということは非常に重要です。自然な仕上がりでありながら雰囲気も出せるRAW現像がお好きな人にはピッタリではないでしょうか。
SIGMAカラーモード : Sunset Red
お次のサンセットレッドは名前の通り、夕焼けの太陽光の様な色合いを楽しむことが出来ます。




青空写真も▲の通り、夕焼けの雰囲気に仕上げる事ができます。全体的にマゼンタが被ってきますので写真によっては色合いが破綻してしまいますが、空などを基調とした写真にはしっかりハマる印象です。


▲こちらも晴れた日中に撮影した写真ですが、夕焼けの雰囲気を演出してくれています。


▲建造物の写真に適用したイメージです。やはり色被りが気になる印象の仕上がりとなります。


最後はストリートでのスナップ写真です。こちらも看板などの色被りこそ気になりますが、日光はかなり良い色合いに仕上がっています。
サンセットレッドについては被写体の色被りを取ってあげたりと、少し手を加えてあげれば印象的な写真に仕上げることが出来るカラーモードといった印象でした。
SIGMAカラーモード : Teal And Orange
お次は人気のティールアンドオレンジです。
数年前に海外で流行し一時期はティールアンドオレンジに仕上げた写真をよく目にしましたね。


▲こちらはカラーモード「シネマ」でも使用した作例です。写真の元の色味の都合からティールはあまり出ていませんが、ベンチのウッドが綺麗なオレンジ発色となっています。


▲こちらの写真ではビルの窓にティールの色味が確認出来ます。また中央分離帯の構造物のオレンジが色鮮やかに仕上がりました。


▲日光は程よくオレンジが加わる印象で綺麗な太陽光に仕上げることが出来ます。サンセットレッドよりも時間帯が少し早い夕暮れ前といった印象でしょうか。


▲夜のスナップ写真にはティールアンドオレンジがバッチリとハマります。こちらは露出調整しておらずカラープロファイルを当て込んだのみの作例ですが、これで完成と言わんばかりのクオリティの高さです。
ティールアンドオレンジは目で見た景色とはまったく色合いが違ってきますので、よりアートな作品に仕上げたい方はこちらのプロファイルを当ててからRAW現像するのも良いかもしれません。
SIGMAカラーモード : Monochrome
ここで箸休めとして、お次はモノクロです。
箸休めと言っても個人的にはかなり気に入っていて、こちらのプロファイルを選択しただけで写真が完成してしまう程のポテンシャルがあります。


他のカラーモードと同様で、SIGMAのモノクロもコントラストはかなり高めに仕上がります。
参考に▼はAdobeモノクロで仕上げた同じ写真です。


分かりづらいかもしれませんが、SIGMAモノクロの方が黒色がより濃く表現されています。しかしながら潰れてしまっているわけではなく、黒の中にグラデーションがしっかりと残っていてかなり好みな仕上がりです。


▲ハイライト部分の快調も豊かに表現してくれます。広大な風景の中にポツンと1人、こういった写真にはモノクロが映えます。


▲葉脈が質感高く表現出来ています。動きの無いシンプルな写真もモノクロで仕上げることで、なんとなく作品ぽく仕上がります。
SIGMAカラーのモノクロはハイコントラストな表現で個人的にはかなり好みです。Leica Xのハイコントラストモノクロにも似た雰囲気で、手軽に上質な仕上がりが出来るとても良いカラーモードだと思います。
SIGMAカラーモード : Vivid
お次は各社カメラメーカーでもお馴染みのビビッドです。


自然な色合いよりかは少し濃い色味で、明暗と色彩のコントラストを高く仕上げたい時によく使用しています。
SIGMAカラーのビビッドについてもAdobeのビビッドよりコントラストが高く、シャドウ部がより濃く表現されます。


植物の色味については自然な仕上がりとなる印象です。より写真をクリアに仕上げたい時にはピッタリです。


ビビッドを選択することで外壁の凹凸の陰影がハッキリと現れました。
ビビッドについてもこれ1つで完成と言って良い仕上がりになるかと思います。
SIGMAカラーモード : Powder Blue
お次はSIGMAの人気カラーモード、パウダーブルーです。
夏の雰囲気にピッタリなカラーとなっていて爽やかな仕上がりになります。






こちらのカラーモードは目で見た自然な景色ではなく、自分らしさを出した仕上がりがお好きな方に向いています。
比較的コントラストが低く、露出はかなり明るめです。白飛びしやすい為アンダーめに撮影すると上手く仕上がる印象です。
個人的にはあまり好みではないのでパウダーブルーを活かした作例が用意できませんでしたが、これから試行錯誤して使いこなしていきたいと思います。
SIGMAカラーモード : Forest Gleen
お次は名前からも自然の緑の良い発色が想像できるフォレストグリーンです。


こちらのカラーモードは名前の通り植物の発色が良くなる印象があります。


適度なカラーリングとクリアな仕上がりからストリートでのスナップ写真にも多用しています。個人的には迷った時はフォレストグリーンです。


こちらのカラーモードはどんな写真にもバッチリとハマる印象でかなり使いやすいです。
ビビッドよりかは少し味付けしたい時に活躍しています。
SIGMAカラーモード : Landscape
お次は風景写真で活躍するランドスケープです。先程のフォレストグリーンと比較すると、僅かにイエローが入ってくる印象のカラーです。


SIGMA fpではまだ風景写真を撮影できていないので良い作例がご用意できませんでしたが、こちらもクリアで良い仕上がりになります。


一面砂浜の写真も明暗で色乗りが異なった仕上がりとなり、とても良い雰囲気に仕上がります。


夜のスナップ写真では比較的彩度が強い仕上がりとなりました。
こちらのカラーモードは比較的ニュートラルな色合いから彩度を少し高めた様な印象です。広大な風景写真を撮影した時にまた試してみたいと思います。
SIGMAカラーモード : Warm Gold
カラーモードの「シネマ」に少し似た雰囲気のウォームゴールドです。


青空は残しつつも全体的にレトロな雰囲気に仕上がります。


シネマ程ではありませんが、こちらのカラーモードについても全体的にイエローが被った印象になります。


1枚の写真では違和感を感じるかもしれませんが、複数枚の様々な作例に当て込むことで、統一感を持たせると非常に映えると思います。
手軽にエモい写真を撮影したい方にはピッタリのカラーモードです。
SIGMAカラーモード : FOV Classic Blue
ラストは僕も多用しているお気に入りのカラーモード、クラシックブルーです。


海の青色がほんのりと水色になりましたが、違和感は無くごく自然な仕上がりです。青空は少しだけパープル側に寄った印象に仕上がります。


カラーモードの名称からも、海の写真にピッタリです。


ストリートスナップにも使用してみました。比較的彩度が高く発色も鮮やかになる印象です。
こちらのカラーモードも夏の雰囲気の写真にハマりそうな予感がします。SIGMAでの初めての夏を楽しみに待ちたいと思います。



SIGMAカラーモードによるRAW現像の作例は以上となります。これからもたくさんの写真を撮影していきたいと思います!
おまけ : SIGMAカラーモード+レタッチ
最後はおまけでSIGMAのカラーモードを適用した後にカラーリングのレタッチをした作例になります。コメントなどの反響があればレタッチのプリセットも公開したいと思います。
個人的にコントラストの高い写真が好きですので、各種カラープロファイルは非常に扱い易く、楽しくレタッチが行えます。


SIGMAカラープロファイルを活かしたレタッチでのデメリットとしては、SIGMA以外のカメラで同じ色味を再現することが非常に難しい点でしょうか。


それ故にレタッチ技術という観点では甘えとなってしまう点も否めません。
カラー別のトーンカーブをコントロールしてこそがレタッチの真骨頂かと思いますが、その工程を省いても写真が好きな色合いに仕上がってしまうのはメリットでありデメリットでもあると言えます。


つまりSIGMAのカラーモードは初心者でも簡単に写真を作品に仕上げることが出来るが、それ故にレタッチ技術が伸ばしづらいという諸刃の剣といった所でしょうか。
なんだか聞こえが悪くなってしまいましたが、結論としてはSIGMAのカラーモードは非常に面白く、手軽に上質な写真をRAW現像できる最高のツールだと思います。
まとめ
今回はSIGMAカラーモードについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。



黒潰れしてしまっている作例も少なからずありましたが、今回はカラーモードのみでの編集を意識していましたのでご了承下さい(汗
気が付いたら長編記事になっていましたが、まだお見せできていないカラーモードもありますのでたくさん写真を撮り溜めてまた作例図鑑を更新していきたいと思います。




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