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低価格で優秀な単焦点レンズViltrox 20mm F2.8のレビュー

そろそろ単焦点レンズに手を出してみたい。でもカメラメーカーの純正レンズは高いし気軽に購入できるわけもない…

そんなカメラ始めたての方にはサードパーティ製の格安レンズがきっと刺さると思います。

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最近の中華製サードパーティレンズは低価格を維持しながらも、どんどん性能が向上していて非常にオススメです!

ということで今回は2万円台で購入可能な格安単焦点レンズをレビューしていきたいと思います!

目次

Viltrox 20mm F2.8 AF の製品概要

Viltrox 20mm F2.8 AF の製品概要は以下の通りです。

製品概要
焦点距離20mm 単焦点
絞り羽枚数7枚
解放絞り値F 2.8
最短撮影距離0.19m
フィルター径52mm
手ぶれ補正ボディ側依存
重さ157g
価格23,700円

外観について

  • コンパクトな外観と157gという軽さ
  • プラスチック筐体でシンプルなデザイン
  • 広角レンズのためフードは浅い花形
  • マウント部は安心の金属製
  • 操作部はMFフォーカスリングのみ

レンズ本体は指先でつまむ様に持てる程軽量コンパクトになっています。

筐体はプラスチックですがコンパクト故にレンズ自体の存在感が薄くカメラに取り付けた際もそこまで安っぽさが気になるといったこともないかなと思います。

フィルター径は52mmですのでプロテクトフィルターについても低価格で購入できるかと思いますので合わせて購入しても、やはりコスパレンズと言えると思います。

マウント部はしっかりと金属製となっていて安心。カメラに取り付ける際も変な引っかかりや硬さは無く純正レンズ同様の感覚で取り外しが行えました。

またUSB TYPE-Cのコネクタがありますのでファームウェアアップデートの際も安心ですね。

レンズキャップにはViltroxのロゴが入っていてサードパーティー製レンズメーカーとしての本気度も伺えます。

Viltrox 20mm F2.8 AF のレビュー

Viltrox 20mm F2.8 AFをSONY α7Ⅳに取り付けてみる

SONY α7Ⅳに取り付けた印象はとにかく軽量コンパクト。

フード無しで取り付けた状態です。

手に馴染みやすく取り回しがしやすいです。ちょっとしたお出かけの時にカバンにしまっておいても気にならない程度のサイズ感といった所でしょうか。

フードを付けた状態でもこのサイズ感です。

プラスチック製の筐体ではありますがデザインの殆どをMFフォーカスリングが占めていることもあり先ほどお伝えした通りそこまで安っぽくも見えないかと思いますが如何でしょうか。

Viltrox 20mm F2.8 AFで撮影した作例

当レンズを使用した作例になります。カメラはZV-E10を使用して軽量コンパクトなシステムで雨の日の公園でスナップしてきましたのでご覧下さい。

雨天の暗がりな環境下においてはAFが少々モタつく印象ですが、相対して被写体と向き合う時間が増える為、より写真撮影を楽しむことができました。下の記事でも当レンズの作例を公開していますのでよければご覧下さい。

Viltrox 20mm F2.8 AFを使ってみて良かった所

  • 軽量コンパクトでコンデジを持ち運ぶ感覚でカメラを常備できる。
  • 20mmの広い画角と明るい解放絞り値で星空撮影にも挑める。
  • とにかく価格が安い。

当レンズは非常に軽量コンパクトとなっていて、仕事用のカバンにカメラを常備することができたりこれまではカメラを持ち出さなかった様なシーンにも気軽にカメラを持ち出すことができます。

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やはり「軽さは正義」ですね!

仕事にカメラを持ち出した所であまり使用機会は無いかと思われましたが、「解放絞り値F2.8」の明るいレンズともあり仕事帰りに駅周りでナイトスナップをするなど非常に活躍してくれています。単純にカメラを持ち出す機会が増えるキッカケのレンズとなりましたのでこちらは非常に良い点かと思いました。

更にこちらのレンズを使用して星空撮影を挑戦してみましたが、天の川を綺麗に撮影することができました。

低価格でありながら軽量コンパクト、更には星空撮影までできるとなると非常に良い買い物ができたと思っています。

Viltrox 20mm F2.8 AFはどんな人にオススメなのか。

  • カメラと標準ズームレンズを買ったばかりで次の選択肢を探している人
  • 軽量コンパクトで取り回しの良いレンズが欲しい人
  • カメラ本体に予算を費やしてレンズはとりあえず安いものが欲しい人
  • 星空を撮影してみたい人

当レンズは価格の方もミニマムになっているのでとにかく新しいレンズが欲しいだけの人にもとりあえず買っとけ精神で手が出しやすいかと思います。

写真がメインではないお出かけ予定の時に大三元レンズは流石に持っていけないな、、といった時にもこちらのレンズは良いお供となってくれるでしょう。

20mmという画角は非常に広くどんなものでも写せて尚且つコンパクトな筐体のおかげで威圧感も無く友人とのお出かけの際に気軽に人に向けても嫌がられることも無いのではないでしょうか。

ピンポイントな用途としては星空を撮影してみたい人にも星空撮影入門レンズとしてはとりあえず買ってみても良いと思います。

残念に感じた点・購入前の注意点

AFについてやや遅いと感じた

爆速AFでお馴染みのSONY α7Ⅳに取り付けて試し撮りをしていた際にAFが遅いなと感じることがありました。

当然純正レンズと比較してそういった性能差が出ることは必然と言えますのでこちらは価格面を考慮して見逃せる欠点でもあります。

AF自体は迷いなく動作しますのでスピード感に少しだけ違和感があるといった程度でしょうか。

防塵・防滴ではない

防塵・防滴性能が非搭載というのはこの低価格のレンズでは当然とも言える内容ですが注意点として上げさせて頂きました。

日常スナップや先ほど例に挙げた星空撮影では余程問題無いかと思います。

20mmと広角なレンズですのでたとえば滝壺に入って滝をダイナミックに撮影したり、、といった用途には少々工夫が必要になるかもしれませんね。

まとめ

今回は低価格でありながらAF搭載の軽量コンパクトな単焦点レンズをレビューしました。

カメラ初心者の方にも手の届きやすい価格帯のレンズですが、僕のようなカメラヘビーユーザーに方にももはや付属品程度の価格でレンズが購入できるという面白みがある製品かと思いました。

続編として当レンズを使用した作例記事もまた執筆しますのでお待ちください。

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この記事を書いた人

30代フォトグラファー
趣味で絶景巡りと風景写真、野鳥撮影を楽しんでいます。
メインカメラはSONY α7RVを使用。
当サイトではカメラ情報や機材、ガジェットレビューについて記事にしています。

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