こんにちは、Nです。
最近SNSを始めとする媒体で空前のコンデジブームが到来しているみたいですね。
スマホのカメラ性能が進化した影響でコンデジも少しづつ居場所を奪われてしまっていたかと思った矢先、K-POPアイドルが自撮り写真をアップしたり、インフルエンサーがYouTubeや TikTokでVlogを発信したり、そんな時に片手に持っているコンデジが若者達の目に留まり、一気に火が付いたとの情報でした。
そんなコンデジですが、無知の状態で購入してしまうと「あれ?スマホと大差無い気がする..?」なんてことになりかねません。
ということで今回は、長年カメラを楽しんできた僕がスマホより確実に良い写真が撮影出来て尚且つ予算も抑えたコンデジが欲しい。という方にオススメの1台をご紹介いたします。
初心者にもオススメなコンデジ SONY RX100


それではさっそく、今回オススメするコンデジはSONYのRX100(初代)です。
発売日は2012年6月15日と13年以上も前のカメラになります。
でも1つだけ最初にお伝えしたいのは、現行のiPhone17なんかよりも確実に良い写真が撮れるということです。

こういったシャドウ部からハイライト部分まで快調豊かに写真を撮影することが出来るのがスマホカメラとは違う、大きなレンズを搭載したカメラの特徴になります。
2025年12月の中古価格は3.5万円前後とカメラを所有していない人からすると少々高く感じるかもしれませんが、RX100は間違いなく満足度の高いコンデジといえると思います。
ということで、RX100のスペックや作例、何故スマホより良い写真が撮れるのかという部分を深掘りしてご説明していきます。
SONY RX100のスペック
| 機種名 | SONY DSC-RX100 |
| 発売日 | 2012年6月15日 |
| センサーサイズ | 1.0型(13.2 x 8.8mm) Exmor CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 約2020万画素 |
| レンズ構成 | 6群7枚 |
| 焦点距離 | (35mm換算) 28~100mm |
| 記録フォーマット | Jpeg/Raw |
| サイズ | 101.6×58.1×35.9 mm |
| 重量 | 240g |
| シャッタースピード | 1~1/2000 |
| 解放絞り値 | f1.8 (テレ端時 f4.9) |
| 手ブレ補正 | 光学式 |
| 記録メディア | スロット:SDカード×1 |
| 中古市場価値 | 3万円(実用品)〜4万円(良品) |
僕はカメラは写真撮影メインで使用していますので動画性能は割愛していますが、RX100はもちろんスマホよりも綺麗な動画も撮影できます。
このスペックをミラーレス一眼カメラとして置き換えたとしても相当スペックの高いカメラとなっています。思い出の記録や風景、人物撮影、夜景撮影まで撮れない物は無いといっても過言ではないカメラとなっています。
SONY RX100の作例
次にRX100で撮影した作例をご覧下さい。

こちらは僕がRX100を購入した時に自宅の窓に刺す木漏れ日をカーテン越しに撮影した1枚です。強い太陽光を快調豊かに撮影出来ていると思いませんか?



カッコイイ建造物はすぐ写真を撮りたくなる僕ですが、こういった写真でも線のシャープさや色彩豊かな描写力が際立ってカッコいい写真が撮影出来ます。


「色」を題材に赤色を見つけて撮影した写真。日差しの強い場所ではしっかりと発色し、暗い環境でも鮮やかに赤を表現してくれています。

防滴性能は搭載していないRX100ですが、そのコンパクトな筐体を活かしてポケットから取り出して速写することで、雨の日でも撮影を楽しむことが出来ます。



雨の日のスナップはモノクロでレトロな雰囲気の写真に仕上げても面白いです。

こちらは商業ビルの外部階段で見下ろしていた時に偶然人が通りかかったので撮影したお気に入りの一枚。コンパクトなコンデジなら思い立った時に直ぐ撮影出来るのがメリットで本当に写真が楽しくなります。




クリスマスのイルミネーションが綺麗な博多駅でのスナップ写真。大型センサーを搭載したRX100なら夜景の写真も高精細に残してくれます。


最後は望遠端の100mmで撮影した写真です。圧縮効果を活かして名古屋駅を凝縮した写真や、イルミネーションをドアップで切り抜いた写真も撮影できます。
RX100は明るいレンズと幅広いズームレンジから、基本的には撮れない写真は無いという感覚で写真を楽しむことが出来ます。
オススメポイント

- カッコイイ(カワイイ)デザイン
- 幅広い画角で撮影できる
- 解放f1.8を活かして背景をボカした写真も撮影可能
- 現代にも通用する画質
- 軽量且つコンパクト
僕もRX100を毎日ポケットに入れて通勤中に写真を楽しんでいますが、実際に使ってきた僕の目線でRX100のオススメポイントをお伝えしていきます。
カッコイイ(カワイイ)デザイン

RX100はコンデジの中でもいわゆる高級コンデジに分類されます。
プラスチック製の安いコンデジとは違って上品な金属製の質感に程よい重量感、現行モデルのRX100m7と大差ないデザインは古いカメラながら既に完成されていたプロダクトデザインといえると思います。
RX100を使って自撮りしている女性のインフルエンサーを見つけた時は女性が持っていてもカワイイデザインだと感じました。
もちろん男性なら誰もがカッコイイと愛着が湧くデザインのカメラだと思っています。
毎日持ち歩く物が増えるのは躊躇してしまうと思いますが、愛着の湧く質感の高いカメラであれば自然と毎日持ち出すことになると思います。
幅広い画角で撮影できる
焦点距離は28mmから100mmと幅広い画角で撮影を楽しむことが出来ます。
風景や集合写真など広角に撮影可能な28mm、標準的な焦点距離とされる35mmや50mmはスナップに最適です。
70mm程の画角では背景をボカしたポートレート撮影、100mmの画角では圧縮効果を生かした非日常な写真が撮影出来ます。
カメラに慣れてくると35mmならもう少し下がらないとフレームアウトしちゃうな、なんて感覚も掴めてきますが慣れるまでは時間が掛かります。
初めのうちはズームレンズの画角を変えながら理想の構図を見つけて写真を撮るのが最も効率的なので、幅広い画角を撮影できるRX100は初心者にも非常に扱いやすいカメラだと思います。
開放f値1.8を活かして背景をボカした写真も撮影できる

昨今のスマホカメラでのいわゆるポートレートモードといった設定はAIにより擬似的に背景をボカしているだけであって、カメラのレンズ本来が生み出すボカしとは別物になります。
本当のボケ感とはレンズの「被写界深度」が作用して生み出されるのです。
今回はスマホからのステップアップとしてご提案していますので被写界深度については割愛しますが、簡単に言えばf値が小さい程被写界深度が浅くなり、たくさんボケます。
被写界深度が浅いというのはピントが合う範囲が狭くなる。そしてピントが合っていない箇所がボケるということです。
RX100はズームする程f値が大きくなってしまう弱点こそありますが、広角よりであればf1.8まで下げられますので十分にボケみも楽しむことが可能です!
現代にも通用する画質の写真が撮影できる
前述の作例でもお見せしましたが、これが10年以上前のカメラで撮影された写真とは判断できないくらい綺麗な写真を撮れます。
10年前というとオールドコンデジという言葉が当てはまってくる気もしますが、RX100についてはクリアでシャープな現代風の写真が撮影できます。
当時からこのクオリティを発揮していたからこそ7台目の現行機種まで続いてきたと言えますね。
軽量且つコンパクト

スマホより小さいサイズ感に240gの筐体は毎日持ち歩く物が増えてしまう懸念も払拭してくれると思います。
僕も通勤時にはスーツのポケットやカバンにしまっていますがまったくストレスがありません。
一眼ミラーレスカメラは重たく「今日は持っていかないとこう」なんて日も多々ありましたが軽量なコンデジなら毎日身につけていられると思います。
持ち出す機会が増えれば写真を撮る枚数も増えて、どんどん写真が上達するキッカケにもなると思います!
それでいて高画質な写真が撮影できるRX100は小さく、軽くても満足度の高いカメラだと思います。
RX100の注意点
前述しましたがRX100は10年以上も前のカメラです。
外観やレンズの状態の良い物を選んでも目に見えない部分が劣化している可能性があるかと思います。それが内蔵バッテリーです。
撮影などカメラ使用で消耗する交換式バッテリーとは別に、カメラの基盤内に組み込まれた小さなバッテリーです。主にカメラに設定した日付などを記憶するためのバッテリーとなります。交換式バッテリーを充電してカメラへ挿入することで、この内臓バッテリーも蓄電されますが、交換式バッテリーが消耗した状態、またはバッテリーを抜いた状態でしばらく放置していると内臓バッテリーも放電してしまい再度蓄電することが不可能となってしまいます。
内蔵バッテリーが放電してしまっている場合、カメラからバッテリーを取り外す度に再度電源を入れると日時設定画面からのスタートとなってしまい非常に面倒くさいです。
Nちなみに僕が購入したRX100やRX100m3はどちらも内蔵バッテリーが放電していました…
内臓バッテリーが放電してしまっているカメラを使用する場合は
RX100のインターフェースはちょっぴり古いマイクロUSBですが、この端子を使ってカメラから直接バッテリーを充電することが出来ます。この方法であれば毎回日時がリセットされるリスクが回避可能です。
またカメラのサポートも終了してしまっているためメーカーでの修理は不可能と前提した方が賢明です。なるべく状態の良い個体を選別して長く大切に使用することが必要となるカメラになりますので注意してください。
なぜスマホより良い写真が撮れるのか
カメラのセンサーサイズについて


まず初めに結論からお伝えすると、写真の描写力はカメラのセンサーサイズによって左右されます。
カメラや写真をそこまで深く知らない人は「画素数」という言葉に惑わされるかと思います。
画素数が高くなったから良い写真が撮れる!というわけではありません。
画素数はあくまで写真の大きさであって、それが高いと高画質になるというのは少し違います。
画素数が高いと極端に言えばA1用紙サイズに印刷しても綺麗に印刷が出来る。といえば分かりやすいかもしれません。しかしハガキサイズに印刷したとしても同じ写真、描写力は変わりません。
ではスマホカメラと高価なカメラは何が違うのか、それがセンサーサイズになります。
カメラのセンサーとは光を受光する部分で、レンズを通して入ってきた光をデジタル画像に変換します。このセンサーが大きければ大きい程、たくさんの光を取り込み鮮明な写真を描写することができます。


▲この画像の1番右下が一般的なスマホカメラのセンサーサイズで、今回オススメするRX100は1インチサイズとスマホカメラのセンサーより倍以上大きくなっています。
もちろん搭載するレンズによっても描写力は左右されますが、まず肝心なのがこのセンサーです。
最近流行っているKodakのコンデジも実はスマホと同等のセンサーを積んでいます。つまり言ってしまえば実はスマホと画質は変わらないのです。(スマホと画質が同じKodakのコンデジが何故人気なのかは後述します。)
ということで、スマホカメラからステップアップを考えている方はRX100以外のコンデジを選択するとしても、このセンサーサイズを確認してから購入することで失敗無くカメラを始められると思います。
良い写真を作る条件は解像度だけではなく「色」も大事


先程Kodakのコンデジに触れましたが非常に人気で売れている印象ですね。
この記事を読んでいる方の中にはKodak pixpro fz55/45やC1を候補に検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしこれらのカメラはスマホカメラと同じセンサーサイズなので実はこれを買えば画質の良い写真が撮れるというわけではありません。



例外として、ライカやツァイスのレンズを搭載した1インチセンサーの変態スマホもAndroidで存在します。
では何故人気なのか、それが「色」になります。
スマホカメラは人間が目で見る景色に1番近い色で撮影してくれる印象がありますが、それでは記念写真感が否めません。
しかし各社から発売されているカメラはメーカーによって描写される「色」が異なります。
Kodakは比較的レトロな色で描写することで話題の「エモさ」を演出している印象です。
このメーカーによって異なる「色」。これは好き好きがありますので、作例を見て自分が好きな写真と思ったカメラを選択するのが最善です。



僕がカメラやレンズを購入する時はいつもPHOTOHITOでカメラやレンズを選択して作例を見ています。
今回オススメするRX100は青空や夜間の街灯など青色が強く発色される特殊があり、エモさとは打って変わってシャープでスタイリッシュな描写をしてくれるカメラです。
そのおかげか13年前のカメラとは思えない程クリアな写真を撮影できますので、現代にもしっかり通用する良い写真が撮れることは間違いありません。
ちょっと話が逸れましたが、欲しいカメラの候補がたくさんあって迷っている方はPHOTOHITOでカメラごとに作例をチェックして自分の好きな「色」を見つけることをオススメします。
まとめ


今回はSONY RX100をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
良い写真が撮りたくてスマホからのステップアップを考えている方はセンサーサイズを確認してスマホカメラより良いカメラを選ぶことを心掛けて下さい。
古いながらも現代に通用する画質と所有感を満たすデザイン、軽量コンパクトで毎日持ち歩きたくなるRX100はまさにスマホカメラからのステップアップに最適なカメラだと思います。


















コメント