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2024年現在でも、まだまだ大活躍のDJI action2をレビュー

2024年現在ではアクションカメラも様々なメーカーが参入していることでアクションカメラ戦国時代なんて言われていますよね。

各メーカーごとに強みや特徴が異なっていますが外観こそ似通ったデザインで流通しています。

今回はそんな中でもアクションカメラの異端児として2021年10月にDJIから発売されたDJI action 2を2024年に購入した理由と共に記事にしていきます。

目次

DJI action2について

発売からかなり年月が経過していることもあり様々なレビューや紹介動画がある様ですが、今回の記事ではスペック等もおさらいしていきます。

外観

DJI action2の外観
DJI action2の外観
DJI action2の外観
DJI action2の外観
DJI action2の外観
DJI action2の外観
DJI action2の外観

基本スペック

  • カメラユニットのスペック
サイズ39×39×22.3mm
重量56g
防水性能10m (防水ケース着用時60m)
マイクの数1
タッチ画面1.76インチ、350 ppi
センサー1/1.7インチCMOS
FOV155°
絞り値f 2.8
35mm換算12.7mm
ISO感度100〜6400
静止画解像度4000×3000
内蔵ストレージ32GB / 128GB
バッテリー容量580mAh
DJI公式HPより
  • フロントタッチ画面モジュールのスペック
サイズ39×41.6×24.6mm
重量64g
防水性能非防水 (防水ケース着用時60m)
マイクの数3
タッチ画面1.76インチ、350 ppi
記録メディアmicroSD(最大256GB)
バッテリー容量1300mAh
DJI公式HPより
  • 電源モジュールのスペック
サイズ39×41.6×21.4 mm
重量56.6g
防水性能非防水 (防水ケース着用時60m)
記録メディアmicroSD(最大256GB)
バッテリー容量1300mAh
DJI公式HPより

動画性能

4K (4:3)4096×3072 24/25/30/48/50/60fps
4K (16:9)3840×2160 100/120fps
4K (16:9)3840×2160 24/25/30/48/50/60fps
2.7K (4:3)2688×2016 @ 24/25/30/48/50/60fps
2.7K (16:9)2688×1512 100/120fps
2.7K (16:9)2688×1512 24/25/30/48/50/60fps
1080p (16:9)1920×1080 100/120/200/240fps
1080p (16:9)1920×1080 24/25/30/48/50/60fps

DJI公式HPより

またスローモーションについては4K、2.7K共に4倍120fps

1080pの際には8倍(240fps)、4倍(120fps)となっています。

4K60pが撮影可能ということで1世代前のカメラながら、YouTube投稿や趣味の記録で撮影される方には必要十番といった性能になっていますね。

撮影可能時間について

  • カメラユニット+フロントタッチ画面モジュール : 160分
  • カメラユニット+電源モジュール : 180分
  • カメラユニット単体 : 70分

上記は公式HP記載の撮影可能時間で撮影条件が最も良い環境下での撮影時間になります。

YouTubeなどでも熱問題といった情報が多々見受けられますので実用環境でのレビューはまた今後行なっていきます。

上記の撮影可能時間の差を比べながら次項のセット内容を選択すると良いかと思います。

各コンボ(セット)について

DJI action2 32GB Dual-Screenコンボの同梱物

DJI action2は現在2種類のラインナップから購入可能で同梱物の内容も異なります。

ラインナップについては下記の2種

  • Dual-Screenコンボ (32GB/128GB)
  • Powerコンボ (32GB/128GB)

各コンボで内蔵ストレージ容量が2種用意されていますのでそちらも踏まえると計4種類になりますね。

価格については頻繁に特化価格に値下げされたり通常価格になったりと推移していますので割愛します。

ちなみに僕が購入したDual-Screenコンボ(32GB)はヨドバシカメラで新品26,400円(税込)でした!

同梱物については

スクロールできます
内容物Dual-Screenコンボ(32GB)Dual-Screenコンボ(128GB)Powerコンボ(32GB)Powerコンボ(128GB)
DJIカメラユニット
磁気ストラップ
電源ケーブル
磁気アダプターマウント
磁気ボールジョイントアダプターマウント××
フロントタッチ画面モジュール××
電源モジュール××
磁気保護ケース××
磁気ヘッドバンド××

Dual-Screenコンボに付属している磁気ボールジョイントアダプターマウントは言わば自由雲台です。

DJI action2のカメラユニットと磁気ボールジョイントアダプターマウント

こちらの自由雲台は非常に扱いやすく、再利用可能な粘着固定台座とネジ式ではない自由に動かすことができる自由雲台となっています。

128GBのコンボは両者共に磁気保護ケース磁気ヘッドバンドが同梱していますがこちらは別途オプション購入も可能ですので内蔵ストレージ容量を比較して購入されることをおススメします。

内蔵ストレージ容量について

DJI action2の内蔵ストレージ容量については

  • 32GB
  • 128GB

上記2種類から選択することになります。

もちろんmicro SDカードを使用して256GBの外部ストレージを加えてあげることが可能ですがここで注意事項があります。

それはmicro SDカードの使用はフロントタッチ画面モジュール及び、電源モジュールにのみ挿入可能という部分になります。

つまりラフにカメラユニットのみで撮影したい場合は内蔵ストレージにのみ記録が可能ということになります。

DJI action2のカメラユニットのみネックマウントに着用

しかしここで更に注意点があります。

それは、128GBモデルを選択してカメラユニットのみで撮影したとしても、どの道4K画質での記録の場合30分程度しか撮影できず内蔵ストレージを存分に使用できないという点です。

ということで僕は1080pで記録することと、カメラユニット単体での撮影が主になりそうなので128GBの内蔵ストレージが必要になる可能性は考えられましたが価格面から32GBモデルを選択しました。

以上の点を踏まえて内蔵ストレージを選択すると良いかと思います!

2024年に1世代古いDJI action2を選択した理由

2021年10月に発売されたこちらのカメラは後続モデルのaction3ではセンサーサイズが同一となっていましたが、現在販売中で最新モデルのaction4ではセンサーサイズが1段大型化しています。

そんな中で僕がこちらのカメラを選んだ理由とメリットなどをお伝えしていきます。

プロダクトデザインが異端児的でありながら秀逸

アクションカムといえば各社から販売されている長方形の”あのデザイン”が思い浮かぶかと思います。

更にはゴムの様な質感のプラスチックに覆われた筐体はたしかに落下など衝撃耐性が優れていると見て分かりますが正直所有欲が沸かないんですよね。

これまでアクションカメラといえば”アレ”のイメージでしたが、今回ご紹介しているDJI action2は常識を覆すデザインになっていてアルミボディの筐体もカッコよく持っているだけで楽しくなります。

またカメラユニットが分割し単体でも扱えることで見た目だけではなく性能も良い意味で異端児といった所でしょうか。

POV動画撮影には最適解

そもそも僕がアクションカメラを購入した理由の1つはPOV photographyというジャンルの動画を作成したいと思ったことがキッカケになります。

POV photography

アクションカメラをネックマウントして一眼カメラで撮影している様子を1人称視点から伝える

また僕はこれまでGoPro HERO7や10などを使用してそういった動画を撮影したりしてきましたが、やはり通常デザインのアクションカメラは重量や「撮影している感」が気になる所なんですよね。

しかしこのDJI action2はカメラユニットのみでは非常に軽く、また撮影している威圧感も他者に感じられにくいと思ったワケなんです。

もちろんinsta360からも同様にカメラユニットを取り外して収録可能なモデルは販売されていますが、それに加えてこちらはプロダクトデザインも圧倒的だと思っています。

アクションカメラをネックマウントした際の重量や撮影している威圧感が気になっている人はカメラユニット単体で撮影可能なモデルを選択するとストレスが解消されるかもしれませんね。

新品でも在庫処分の様な価格帯である

価格面に関しては昨今の物価上昇といった事情なども鑑みてこちらでは細かく記載しませんが、2021年に発売された際と比較すると半額以下で購入できるのもありがたい点です。

カメラの購入に慣れていない方はこの価格の急落が不安になるかもしれませんが個人的には性能充分です。

カメラを選ぶ際の指標の1つとして僕はまずセンサーサイズが重要かと思っています。(※アクションカメラの場合)

アクションカメラは新型が発売される度に手ブレ補正の強化や記録部分の向上が見られますが、センサーサイズが少しづつ大型化している部分は見逃せません。

単純にセンサーサイズが大型化すれば画質は向上し夜間撮影にも強くなります。

少し脱線しましたが1世代前のセンサーというだけで価格が半額以下となれば即買いで問題ないと思っています。

DJI action2の良い点と気になる点

前項のDJI action2を選択した理由と内容が被る点もありますが、こちらのカメラがどういった方におすすめで、どういった方には注意点があるかをお伝えします。

良い点

その① 小さくて軽い

もう何度もお伝えしてきましたが、とにかく小さくて軽いことで撮影に対するストレスが少ないことから本当の意味で気軽に撮影体験をすることができます。

今日はアクションカメラを持っていくのが面倒だな。なんて思ったシチュエーションでもこちらのカメラであれば解消できるのではないでしょうか。

その② 価格がかなりお値打ちとなっている

これはそのままの意味ですが、この性能で新品3万弱となればとにかくお値打ちといえます。

その③ デザインがかっこいい

こちらに関しては人それぞれ好みがあるかとは思いますが、個人的には眺めていられるくらい洗練されたデザインだと思っています。

その④ 動画撮影性能も必要十分

次項の悪い点の方に注意程度を記載しますが、僕の様にPOV動画を撮影したいなどの用途であればピッタリだと思います。

2021年発売のカメラではありますがその時点で必要十分な記録体験が出来上がっていたといえるからでしょうね。

気になる点

その① 本当に”アクション”を記録する人には不向きとも思える

まずアルミボディの筐体はたしかに洗練されていると言えますが、落下時の衝撃にはどうでしょうか。

アルミは非常に軽くまた衝撃には弱いことから落下衝撃当たり前のアクションカメラとしては正直如何なものかと思います。

更に防水性能もカメラユニットは10mとなっていますが下部に着用するモジュール類は防水ケースが前提となっています。

こういった煩わしさは本当のアクションには不向きかと思いました。

その② 現行機種達と比較すると夜間性能が非常に弱い

もちろん2021年に発売したカメラという前提もありますが、アクションカメラはやはり昔から夜間に弱いです。

この夜間に弱いというのは夜間撮影時の画質の劣化だけではなく手ブレ補正にも大きく影響します。

僕は過去にGoPro10でナイトスナップをPOV photographyとして撮影したことがありますが、夜間はシャッタースピードが低下し手ブレ補正がロクに効かずとても見ていられない仕上がりの動画となっていました。

そしてこちらのDJI action2も例外なく夜間に弱いです。

最近発売されたinsta360 Ace Proは夜間撮影を得意としていてこれまでのアクションカメラとは夜間撮影の概念が変わってきている様ですので夜間撮影がメインの方は最新モデルを購入した方が良いかもしれません。

その③ 熱暴走による機能停止

長時間の記録がメインとなる方にはこちらのカメラは不向きとなる可能性が高いです。

せっかく4Kで記録が出来るとなれば最高画質で記録したい所ですが、負荷をかけ過ぎれば筐体が発熱し熱停止しています。

僕の用途のPOV photographyでは常時収録というより要所要所の撮影になりますので回避できますが、よく用途を精査してみると良いかと思います。

まとめ

今回は2024年にDJI action2を購入した理由としてお伝えしましたが参考になりましたでしょうか。

用途が限られる印象はありますが僕の様に刺さる人には非常にお値打ちでコスパの良いカメラだと思います。

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この記事を書いた人

30代フォトグラファー
趣味で絶景巡りと風景写真、野鳥撮影を楽しんでいます。
メインカメラはSONY α7RVを使用。
当サイトではカメラ情報や機材、ガジェットレビューについて記事にしています。

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