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EOS R5に最適なL字プレートはコレだっ!(3種類比較)

こんにちは!なべ(@nabephotooo)です。

今回は縦構図での撮影に便利なL字プレートについて。

僕自身がCanon EOS R5/R6 用に実際に購入して使ってきた3種類のL字プレートを比較していきながら使い心地についてレビューしていきたいと思います。

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それぞれ一長一短ありますが、結論としてはやはりマーキンスの「PC-R5」と「LC-R5」を組み合わせたL字プレートが最も扱いやすいという結果となりました。

それぞれ価格や形状はまったく異なっていますので細かく使い心地をレビューしていきますので是非最後までご覧ください!

※全て案件ではなく実際に購入して良いと思って使用してきた感想になります。

目次

そもそもL字プレートは何のために必要なの?

この記事を読まれている方はL字プレートなんてとっくにご存じかと思いますが軽く説明をします。

アルカスイス互換のL字プレートと専用の三脚を運用することでカメラと三脚の脱着が非常にシームレスに実現できます。また「縦構図撮影」を行う際にはこのL字プレートが絶大な効果を発揮します。

アルファベットの「L」の形をしたプレートでカメラの底面に取り付けをします。通常のアルカスイスのプレートでは底面のみの取り付けとなっているので当然横構図でしか撮影が行うことができません。

ですがこのL字プレート(Lブラケットという商品名の場合もあります。)を装着すればカメラの横面にもアルカスイス互換のプレートが配置されますので縦構図での撮影に非常に便利に切り替えが行えます

特にInstagramなどのSNSでは写真を4:5にクロップした方が見栄えが良くなるので縦構図での4:5の写真が最もInstagramには適していますよね。

そのような理由から縦構図の写真は重要であり、けれどやっぱり標準的な横構図の写真も撮影したい。という欲張りな理由から縦横構図が簡単に切り替えて撮影することができるこのL字プレートが重要という訳になります。

EOS R5用の3種類のL字プレートを比較してみる

それでは僕が実際に購入して使っている3種類のL字プレートをご紹介します。

SmallRig Canon EOS R5/6 用L形プレートの使用感

まず初めに購入したのはお馴染み「smallrig」製のL字プレートです。

SmallRigといえばカメラ周辺機材ではお馴染みのメーカーで絶大な人気と圧倒的な安心感があります。

その理由から僕も最初はこのL字プレートを購入して暫く使用していました。

外観は以下の通りです

価格はリーズナブルでありながらとにかく作りがしっかりしている印象。縦構図での使用ももちろん不満は無しです。

また裏面には磁気吸着の専用工具が付属しているのでこれ1つで着脱ができてしまうのはこの製品の大きなメリットと言えますね。

またL字側のプレートは可動式となっていて同様の工具で伸縮も可能です。

当時はEOS R6を使用していたのでEOS R6にこちらのL字プレートを着用して使っていました。

ですがしばらく使っていた中で下記の点が気になりました。

  • 重量が130gと重さがかなり気になる。
  • プレート本体の主張が激しく外観が美しくない。
  • ストラップで首からぶら下げた際にプレートの角がお腹に当たって痛すぎる。

この中で特に3番目の「プレートの角が体に当たって痛い」という部分です。

レンズが下向きになる様にストラップを首に下げると画像赤丸部分が身体に当たります。

見た目の悪さについては正直妥協できる部分ではありますが角がお腹に当たって痛いという部分だけはやはり見過ごせません。

SmallRig製のL字プレートは現在ではEOS R5/6の底面の全てを覆うタイプも発売されていますが僕が購入した当時はこの形状のもののみとなっていました。

僕はカメラストラップは付け方を工夫してレンズが下を向くようにストラップを取り付けていますのでそれが仇となった具合ですね。

もちろんレンズが地面と平行になるようにストラップを取り付けしている方はこの悩みには直面しないと思いますので安心して購入して良いと言えます。

またバリアングルについてはL字プレートの切り込みの範囲内で可動できます。

L字プレート伸縮を伸ばした際にも同様となります。

L字プレートの存在を忘れてバリアングルを可動すると液晶割れの危険性がある。

SmallRig製L字プレートのメリットSmallRig製L字プレートのデメリット
コスパ良くL字プレートを導入できる
工具を持ち歩くことなく着脱が可能
ネジ穴が多数開いているのでリグ的な扱いも可能
130gという重量が普段使いにはやや重い
製品の主張が激しくカメラ本体の外観にマッチしない
レンズを下向きに首から下げる場合プレートが体に当たって痛い

上記の理由からL字プレートの買い替えを検討してカメラの底面を全て覆うタイプのものを購入しようと決意した際の次の製品をご紹介します。

SUNLYTOUR Canon EOS R5/6 用L形プレートの使用感

SmallRigのL字プレートを使ってきた中での不満を拭うべく2つめに購入したL字プレートはこちら。

SUNLYTOURというあまり聞きなれないブランドのL字プレートです。

こちらの製品は今回ご紹介する中で価格が1番リーズナブルです。

あまりに安い製品を使用してカメラを三脚に固定するのは少々不安が残りますが、やはり危なかった場面が何度かありました。

まずは外観についてはカメラの底面を全て覆うタイプとなっています。

装着時の一体感やカメラとの外観の相性は非常に良好

デザイン面ではカメラ本体との調和がとれていてカッコいい印象です。

またデザインだけではなくカメラを持った際の「小指余り問題」を同時に解決できるのはありがたいですね。

プレート本体の厚みもsmallrigと比較すると存在感はあるもののカメラ本体とマッチしている印象です。

こちらの製品も同様に底面に磁気吸着にて専用工具が搭載されています。

ですがこちらは通常の小型六角レンチになりますが着脱の際にうまくハマらないことがあり、また磁気も弱めな所が少々気になります。

そして肝心のアルカスイス互換のプレートについてはやや難アリといった印象でした。

横構図で使用する底部のプレートは問題無く使用できましたが縦構図に使用するL側のプレートが急に縮んでしまい落下はしなかったもののカメラがズレて三脚にカチャンと当たってしまう現象が起こりました。

L字プレートの位置調整ネジの締め付けが甘かったのかとも思いましたが、どうやらこの製品はネジ部の切削が甘い印象でした。

強く締め付けを行っても徐々にネジが緩んでいることがあり、これがこの製品の安さ故のクオリティなんだと実感しました。

デザインや扱いやすさなど価格含めて良い所はたくさんありましたが、やはりカメラをしっかり保持できないのであれば元も子もありません。

こういった製品については大切なカメラを守るためにはケチってはいけないと勉強になりました。

最後にバリアングルについてはsmallrig製品よりも可動域が広く扱いやすい印象でした。

SUNLYTOUR製L字プレートのメリットSUNLYTOUR製L字プレートのデメリット
他製品よりも圧倒的にリーズナブル
小指余りも解決できる
デザイン性は良好
ネジ締め付けに問題有り
よって、カメラを落下してしまうリスクがある
重量124gと重さが気になる

マーキンス Canon EOS R5/6 用L形プレートの使用感

最後にご紹介するのはカメラ系YouTuberのゆ〜とびさんも使用しているマーキンス製のL字プレート

PC-R5とLC-R5のセットになります。

L字側のプレートはLC-R1を選択するのがおすすめです。

こちらの製品は今回ご紹介するL字プレートの中でも飛び抜けて値段が高いですが、伴って満足度もかなり高い製品となっています。

他の製品と違い底面プレートとL字側のプレートは別々に購入する必要があります。

外観は以下の通り

お気づきかと思いますがこちらのL字プレートはL字側のプレートが特殊な形状をしていて最大のメリットとなっています。

そのメリットは

バリアングル液晶を回転してもL字プレートに干渉しない

という部分です。

また端子類のゴムカバーについても開閉の邪魔にならない為高いポテンシャルを発揮してくれています。

これまではL字プレートとバリアングル液晶は引き換えとなっていましたがマーキンスのL字プレートでは不自由無くバリアングル液晶を展開できます。

外観については他製品よりも薄く、主張が薄い印象でカメラの外観を損ねることも無いかと思います。

更に重量についても実測値が74gとなっていて先程紹介した2点の6割程の重量となっていますがこのわずかな差が非常に大きく、マーキンスの製品はL字プレートをつけていることを忘れるレベルの使い心地です。

これまで使用しない日は外すことが多かったL字プレートもマーキンスに変えてからは普段から付けたまま運用しています。

総じて満足度が高く今のところ不満と言えば少々値段が高かったという所でしょうか。

カメラ機材では「あるある」ですが、やはり最初から1番良いものを購入した方がコスパが良いという結論になることを再認識させてくれた製品でした。

マーキンス製L字プレートのメリットマーキンス製L字プレートのデメリット
バリアングル液晶に干渉しない
軽量小型で終始、外す必要性を感じない
高級感があり所有欲も満たしてくれる
値段が高い
小指余りが気になる人には別途対策が必要

EOS R5用L字プレートのまとめ

今回は3点のL字プレートをご紹介しましたが僕は圧倒的に

マーキンスのL字プレートをおすすめします。

やはり値段が気になるかとは思いますが僕の様に何度も買い直しをしていたら結局余計出品が掛かると思います。

先程もお伝えしましたがこれはカメラ機材あるあるですよね。

もちろん様々な安価な製品を経て良いものを購入する段階も楽しさの1つではありますがL字プレートはカメラを三脚に固定する重要な役割を担う機材の1つです。

高価なカメラ機材を大切に扱うためにもここは妥協するべきではないかと思いました。

それでは今回はここまで。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

30代フォトグラファー

趣味で絶景巡りと風景写真を楽しんでいます。

当サイトではカメラ情報や機材、ガジェットレビューについて記事にしています。

カメラはCanon EOS R5 / SONY α7Ⅳを所有

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 初めまして、調べものをしているうちにこちらのサイトにたどり着きました。

    L字プレート購入に際し大変興味深く記事を読ませていただきました。
    マーキンスLC-R1をおすすめという記述がありますが理由が記載されておりませんでした。
    LC-R5ではなくR1をおすすめなさっている理由をお教えいただければ幸いです。

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